広島から、ちょっと足を延ばして岩国へ。
広島駅から岩国駅までは、JRで約50分。朝のうちに出発すれば、錦川清流線で山あいの錦町まで行き、午後は錦帯橋と岩国城をめぐって、夕方には広島へ帰れます。
岩国観光というと、岩国駅からバスで錦帯橋へ向かうのが定番です。でも、列車とバスを上手に組み合わせれば、錦帯橋に加えて、錦川沿いを走るローカル線や山あいの錦町まで、1日でめぐれます。
このコースでは、朝は岩国駅から錦川清流線で錦町へ。帰りは川西駅で途中下車して、錦帯橋、吉香公園、岩国城を訪ねます。
車がなくても、岩国のまちと山、両方の風景に出会える1日です。
※このモデルコースは土日祝のお出かけを想定し、2026年10月時点の時刻・営業情報をもとに作成しています。お出かけ前には最新の時刻表や営業情報をご確認ください。

車なしでめぐる岩国1日モデルコース
岩国駅を朝出発し、午前は錦川清流線と錦町、午後は錦帯橋と岩国城をめぐります。
列車は乗り遅れると、その後の行程が大きく変わります。岩国駅8時28分発と錦町駅12時29分発の時刻を基準に、1日の予定を組み立てましょう。
| 時間 | 行程 |
| 07:15→08:15 | 広島発→岩国着 |
| 8:28 岩国駅発 | 錦川清流線の錦町行きに乗車 |
| 9:40〜12:20 | 錦町でまち歩き・ランチ |
| 12:29 錦町駅発 | 錦町駅から川西駅へ |
| 13:28 川西駅着 | 川西駅から錦帯橋まで徒歩20分 |
| 14:00〜16:30頃 | 錦帯橋・吉香公園・岩国城を観光 |
| 16:30頃〜 | バスで岩国駅へ |
錦川清流線で岩国駅から錦町へ
旅の始まりはJR岩国駅0番線ホームです。 錦川鉄道の可愛い車両をみてテンションがあがります。

8時28分発の錦町行きに乗り、錦川清流線の終点・錦町駅を目指します。
市街地を離れて山あいへ進むにつれて、列車の窓から見える景色も少しずつ変わっていきます。錦町へ向かってひたすら列車は川沿いを進みます。
途中、北河内駅を過ぎたあたりで、車内に滝の案内が流れます。思わず滝の側の窓に目が向きますが、この滝、編集部が勝手に名づけた「たぶん西日本一控えめな滝」。
本当に見てほしいのは、反対側の窓に広がる錦川の清流です。清流線で清流がしっかり見えるのは、実はたった5分ほど。滝に気を取られていると、その貴重な5分を逃してしまいます。くわしくは、清流が見えるのはたった5分!? 編集部の乗車レポートをどうぞ。
列車は車道より高い位置を走るので、眼下に美しい錦川が広がります。
景色を楽しんでいるとあっという間に終点の錦町駅です。
岩国駅から約1時間10分。9時37分に終点へ到着します。

終点・錦町でまち歩きとランチ
錦町は、歩いて回れる小さな町です。錦川沿いをのんびり歩きながら、山あいの町の空気を感じてみてください。
散策のあとは、駅周辺や町なかで少し早めのランチを。帰りの列車は本数が限られるため、時間に余裕を持って店を選ぶのがおすすめです。
ランチはcafe world広瀬でおすすめのオムライス。どこか懐かしい味でほっとします。
12時15分頃までには錦町駅へ戻り、12時29分発の列車に乗ります。


川西駅で途中下車して錦帯橋へ
錦町からの帰りは、終点の岩国駅まで戻らず、13時28分に川西駅で途中下車します。
川西駅は、錦帯橋へ徒歩で向かえる最寄り駅の一つです。駅から錦帯橋までは徒歩約20分。列車を降りた後、そのまま午後の岩国観光へつなげられます。

川西駅は小さな駅なので、、初めて訪れると「ここから錦帯橋へ行けるの?」と少し不安になるかもしれません。しかし錦川の清流と山に囲まれた岩国の街を感じられる気持ち良い散歩コースです。
午前中は列車の車窓から眺めていた錦川を、午後は橋の上から眺める。同じ川でも、場所によって違う表情を楽しめるのが、このコースの面白さです。


錦帯橋・吉香公園・岩国城をめぐる
14時頃からは、岩国を代表する観光エリアをめぐります。
まずは、五連の木造アーチで知られる錦帯橋へ。橋を渡った先には、旧岩国藩主・吉川家にまつわる史跡や建物が点在する吉香公園があります。
公園内を散策しながらロープウェー山麓駅へ向かい、時間に余裕があれば岩国城まで上ってみましょう。

錦帯橋・ロープウェー・岩国城をめぐる所要時間は、全体で約1時間30分から2時間が目安です。14時頃に錦帯橋へ到着すれば、途中で立ち止まったり写真を撮ったりしながら楽しめます。
ただし、ロープウェーには点検による運休日があります。岩国城も同日に休館する場合があるため、旅行前に公式サイトで確認しておきましょう。
錦帯橋からバスで岩国駅へ
岩国城を見学した後は、ロープウェーで下山します。
時間に余裕があれば、錦帯橋周辺で休憩したり、お土産を探したりしてから帰路につきましょう。小腹がすいたら、種類の多さで有名な「むさしのソフトクリーム」「Panser」の岩国れんこんコロッケを食べて散策。


錦帯橋周辺から岩国駅までは、路線バスを利用できます。夕方は道路の混雑状況によって到着時間が変わることもあるため、新幹線や在来線への乗り継ぎがある場合は、余裕のあるバスを選ぶと安心です。
このコースなら、17時台を目安に岩国駅へ戻れます。岩国駅周辺で夕食を楽しんでから、広島へ帰るのもおすすめです。
車なしで岩国を観光するときのポイント
列車とバスの時刻を先に確認する
錦川清流線は、運行本数が限られています。観光場所を決める前に、列車と帰りのバスの時刻を確認しておきましょう。
歩きやすい靴で訪れる
川西駅から錦帯橋までの徒歩移動に加え、吉香公園や岩国城周辺でも歩きます。坂道や階段もあるため、履き慣れた靴がおすすめです。
大きな荷物はロッカーへ預ける
スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、持ったまま錦町や錦帯橋を歩くより、事前にコインロッカーへ預けた方が身軽に観光できます。
営業日と運休日を確認する
錦町の飲食店や立ち寄り先は、曜日によって営業時間や定休日が異なります。また、岩国城ロープウェーにも運休日があります。
列車の時刻だけでなく、訪れたい店舗や施設の営業情報も確認してから出発しましょう。
時間があるなら、岩国に1泊してもう少しゆっくり
今回のコースは、錦川清流線と錦帯橋を中心に岩国を1日でめぐるプランです。
宇野千代生家や西岩国駅など、ほかの場所にも足を延ばしたい場合は、岩国に1泊すると時間に余裕が生まれます。
日帰りでは山とまちを効率よくめぐり、1泊旅行では一つひとつの場所をゆっくり歩く。滞在時間に合わせて、自分に合った岩国の楽しみ方を選んでみてください。
車なしでも、岩国の歴史と自然の両方を楽しめる
車なしでも、錦帯橋の先まで足を延ばせます。
朝は岩国駅から錦川清流線に乗り、錦川の風景を眺めながら山あいの錦町へ。帰りは川西駅で途中下車して、錦帯橋・吉香公園・岩国城をめぐる。
公共交通と徒歩を組み合わせれば、岩国のまちと山の両方を1日で楽しめます。
岩国を訪れるなら、錦帯橋から錦川の先に広がるもう一つの岩国まで、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
今回編集部が使った、お得なきっぷ
「錦川清流線tabiwaお得往復きっぷ」なら、川西駅〜錦町駅の往復が1,600円。ふつうに買うより360円お得です。
錦川清流線tabiwaお得往復きっぷ
- 大人1,600円、小人800円(通常1,960円)
- 利用日1日限り。アプリ「tabiwa by WESTER」で購入(クレジットカードのみ)
- 岩国駅〜川西駅の運賃は別に必要です
