錦川清流線山口県岩国市
清流線に乗る
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【初めての岩国】朝ドラ『ブラッサム』宇野千代ゆかりの岩国へ|車なし1泊2日モデルコース

朝ドラ『ブラッサム』の主人公のモデル・宇野千代さんが生まれた岩国へ。羽田から飛行機で、錦帯橋と錦川清流線をめぐる車なしの1泊2日。

東京から岩国へ旅行するなら、新幹線だけでなく、羽田空港から飛行機で向かう方法もあります。

岩国錦帯橋空港は岩国の市街地に近く、空港から岩国駅まではアクセスバスで約7分。午前中に羽田を出発すれば、昼前には岩国へ到着できます。

朝ドラ『ブラッサム』の主人公のモデルとなった作家・宇野千代さんは、岩国の生まれ。生家は今も、錦川清流線の川西駅から歩いて行ける場所に残っています。

1日目はJR岩徳線で川西駅へ向かい、宇野千代生家、吉香公園、岩国城、錦帯橋をめぐります。2日目は錦川清流線で山あいの錦町へ。車なしで楽しむ、1泊2日のモデルコースです。

名所を急いで回る日帰り旅行とはひと味違う、岩国の歴史と山、両方の風景を2日間でゆっくり楽しむ旅です。

※このモデルコースは土日祝の旅行を想定し、2026年9月時点の時刻・営業情報をもとに作成しています。飛行機、列車、バスの時刻や各施設の営業情報は、旅行前に最新情報をご確認ください。

岩国駅0番線ホームの錦川鉄道

岩国1泊2日モデルコースの全体行程

1日目はJR岩徳線で川西駅へ向かい、宇野千代生家から錦帯橋までを歩いてめぐる市街地観光。2日目は錦川沿いの車窓と、山あいの町・錦町を楽しむ行程です。

日程時間行程
1日目9:25羽田空港出発
10:55岩国錦帯橋空港に到着
11:10〜11:20頃空港バスで岩国駅へ
11:26JR岩徳線で川西駅へ
昼頃宇野千代生家を見学、わたぼうしでランチ
午後吉香公園からロープウェーで岩国城へ。最後に錦帯橋を渡る
夕方バスで岩国駅へ戻り、夕食・宿泊
2日目8:28岩国駅から錦町行きに乗車
9:40頃〜14時頃錦町でまち歩き・ランチ
14:24錦町駅を出発
15:33岩国駅へ到着
16:58岩国空港連絡バスで空港へ
17:50岩国錦帯橋空港出発

※空港バスから岩国駅11時26分発のJR岩徳線への乗り継ぎは、少し急ぎ足です。飛行機が遅れて間に合わなかったときは、岩国駅からタクシーで宇野千代生家へ向かうと、予定どおり回れます(約10分)

1日目|羽田空港から岩国へ

羽田空港を9時台に出発する便を利用すれば、岩国錦帯橋空港には11時頃到着します。

空港からは、飛行機の到着に合わせて運行する空港バスで岩国駅へ。所要時間は約7分です。
翌朝は岩国駅8時28分発の列車に乗るため、宿泊先も岩国駅から歩ける場所を選ぶと便利です。岩国駅近辺には飲食店やホテルも沢山あります。

岩国錦帯橋空港
岩国錦帯橋空港 岩国駅行き空港バス

JR岩徳線で、川西駅へ

岩国駅からは、11:26発のJR岩徳線で川西駅へ。岩国駅から川西駅までは、JR岩徳線と錦川清流線が同じ線路を走っています。

空港バスからの乗り継ぎは、少し急ぎ足です。飛行機が遅れて間に合わなかったときは、岩国駅からタクシーで宇野千代生家へ向かうと、予定どおり回れます。

清流線の旅は、2日目が本番。1日目は、その線路をちょっとだけ予習する気分で。

宇野千代生家に一番近い 川西駅
川西駅 宇野千代看板

宇野千代生家で、岩国に生まれた作家の原点に触れる

川西駅から歩いて約8分。宇野千代生家を訪ねます。

朝ドラ『ブラッサム』の主人公のモデルとなった、岩国生まれの作家・宇野千代さん。小説家としてだけでなく、雑誌の編集や着物のデザインなど、幅広い分野で活躍しました。

生家は宇野千代さん自身によって、昔の姿を残すように修復された建物です。室内だけでなく、苔や木々に囲まれた庭も見どころのひとつ。彼女が生まれ育った場所を訪れることで、作品や生き方をより身近に感じられます。

宇野千代生家の開館時間は10時から16時までです。このあとのランチは13時30分までなので、見学は30分ほどを目安にしましょう。

川西駅から徒歩10分弱 宇野千代生家

錦帯橋カフェわたぼうしで、宇野千代さんゆかりのランチ

生家を見学したら、錦川沿いを25分程歩いて岩国城ロープウエー麓にある錦帯橋カフェわたぼうしへ。

オーナーは宇野千代さんのファン。ランチの小鉢には、宇野千代さんの著書『私の作ったお惣菜』のレシピをもとにした料理が並びます。生家を訪ねたあとに食べると、宇野千代さんをもっと身近に感じられます。

ランチは11:00〜13:30。お店の前にはおおさかや店舗もあり、たこ焼きとたい焼きにそそられます。しかし今回は宇野千代さんの世界にひたりたいので、わたぼうしさんへ。

錦帯橋カフェわたぼうし
宇野千代レシピが味わえる「わたぼうしランチ」

吉香公園から岩国城へ。最後に錦帯橋を渡る

ランチのあとは、わたぼうしのすぐ近くに広がる吉香公園を散策。公園内にあるロープウェー山麓駅から山頂へ上り、岩国城を訪れます。

ロープウェーの乗車時間は約3分。山頂からは、岩国の街と錦川を見下ろせます。

岩国城から戻ったら、最後は五連の木造アーチ橋・錦帯橋へ。橋を渡りながら、錦川と岩国城をふり返るのがおすすめです。

ロープウェー、岩国城、錦帯橋をめぐる所要時間は、全体で約1時間30分から2時間が目安です。

吉香公園 10月 紅葉の頃はさらに綺麗
吉香公園 10月

3施設を回るならセット券がお得

錦帯橋、ロープウェー、岩国城をすべて訪れる場合は、3施設セット券を利用できます。

大人料金は、個別に購入すると合計1,750円ですが、セット券なら1,550円です(小人は700円)。

セット券は、岩国駅観光案内所、錦帯橋バスセンター観光案内所、錦帯橋料金所、ロープウェー乗り場で購入できます。

今回のコースでは、岩国駅に着いたときに観光案内所で買うか、吉香公園のロープウェー乗り場で買うのがわかりやすいでしょう。

セット券は現金のみの取り扱いです。また、錦帯橋の入橋券を単独で購入したあとは、セット券へ変更できません。3施設を訪れる予定なら、ロープウェーに乗る前に買っておきましょう。

セット券を買ったら、2日目の清流線も半額に

錦帯橋・ロープウェー・岩国城のセット券を買うと、「錦川清流線1日フリーきっぷ」を半額の1,000円(通常2,000円)で買えます。

1日フリーきっぷは、錦川清流線の川西駅〜錦町駅を、1日に何度でも乗り降りできるきっぷです。きっぷに有効期限はなく、乗るときに運転士さんに利用日を書いてもらう仕組み。1日目にセット券を買っておけば、2日目の清流線の旅がお得になります。

  • キャンペーン期間:2027年3月31日まで(先着1,700人限定。予定枚数に達した時点で終了)
  • 大人のみ(小人の設定はありません)
  • 岩国駅〜川西駅はJR岩徳線の区間なので、別に運賃がかかります
  • 購入可能場所:岩国駅観光案内所、錦帯橋バスセンター観光案内所

詳しくは、錦川鉄道のキャンペーンページをご確認ください。

夕食は、岩国の郷土料理を「づぼら寿司」で

錦帯橋を渡った先の錦帯橋バスセンターから、バスで岩国駅方面へ戻ります。

夜は、岩国駅近くにある寿司と炉端の「づぼら寿司」へ。

創業50年以上 岩国郷土料理を味わえる「づぼら寿司」

地元瀬戸内のお魚を使ったお寿司、岩国レンコンを使った「雲丹蓮根」、あゆの塩焼き(季節のメニュー)。瀬戸内の新鮮な魚と、岩国ならではの郷土料理が並びます。

お店の中は、レトロな雰囲気。お店の方によると、創業50年以上だそうです。カウンター席なら、板前さんとの会話を楽しみながら食事ができるので、ひとりでも気軽に入れます。女子ひとり旅の夕食にもおすすめです。

地元瀬戸内の新鮮なお魚が食べれる
郷土料理の雲丹蓮根

食事のあとはホテルへ。1日目に市街地の観光を終えているため、2日目は錦川清流線の旅に集中できます。

寿司と炉端 づぼら寿司の基本情報

場所山口県岩国市麻里布町2丁目3-21
最寄り駅岩国駅
駅から徒歩8分程
営業時間17:00〜23:30
定休日月曜日(祝日の場合は翌火曜日
HPhttps://www.zuborasushi.com/

2日目|錦川清流線で山あいの錦町へ

2日目は、岩国駅8:28発の錦町行きに乗車します。

この日の清流線は、1日目に半額で買った1日フリーきっぷで。乗ったら、運転士さんに利用日を書いてもらいましょう。錦町までの往復はもちろん、気になった駅で途中下車するのも自由です。

※岩国駅〜川西駅はJR岩徳線の区間なので、フリーきっぷの対象外です。その区間の運賃は別に必要です。

列車は岩国の市街地から山あいへ進み、次第に錦川に沿って走るようになります。トンネルを抜けるたびに、木々のすき間から清流がちらり。目的地へ向かう移動時間そのものを楽しめるのが、錦川清流線の旅です。

70分の車窓で何が見えるのかは、清流が見えるのはたった5分!? 編集部の乗車レポートで紹介しています。

岩国駅を出発して約70分。9:37に終点の錦町駅へ到着します。帰りの列車は、錦町駅14:24発。錦町では、4時間半ほどゆっくり過ごせます。

とことこトレインで、さらに山の奥へ

とことこトレインの運行日なら、錦町駅からさらに山の奥へ足を延ばしてみましょう。とことこトレインは、かつて鉄道が走る予定だった線路の跡を走る、観光用のトロッコ遊覧車です。光る石で飾られた「きらら夢トンネル」も見どころです。

とことこトレイン運行日程

運休日は、錦川沿いの町をのんびり散歩して、山あいの空気を感じるのもおすすめです。

とことこトレイン ガタくん
とことこトレイン トンネル内

ランチは、ぱどるかcafe world広瀬で

とことこトレインで錦町駅に戻ったら、ランチへ。

ひとつは、錦町駅の2階にあるピザ店「ぱどる」。窓から清流線の列車を眺めながら、イランのスパイスと地元の食材を使ったピザを味わえます。

もうひとつは、駅から歩いて5分ほどのcafe world広瀬。店主の和田さんがひとりで営むカフェで、店内にはたくさんの楽器が並びます。一番のおすすめは、優しい味わいのオムライス。和田さんとの会話を楽しみながら、ゆっくり過ごせるお店です。

どちらも、女子旅のランチにぴったりです。

キッチンぱどる ホワイトソースを使用した人気ピザ
cafe world広瀬 オムライス

食後は、ちょっと奇妙なメルヘンランドへ

食後は、駅から歩いて10分ほどのにしきメルヘンランドへ。森の中で、ちょっと奇妙な昔話の住人たちが待っています。

14時10分ごろまでには錦町駅へ戻り、14:24発の列車で岩国へ向かいます。

岩国1泊2日を車なしで楽しむポイント

宇野千代生家には休館日があり、臨時休館となる場合もあります。ロープウェーにも点検による運休日があるため、旅行前に営業情報を確認しましょう。

錦川清流線は運行本数が限られています。特に2日目は、岩国駅8:28発と錦町駅14:24発の列車を基準に予定を組むことが大切です。とことこトレインは運行日が決まっているので、あわせて確認しておくと安心です。

また、川西駅のまわりや錦帯橋周辺、吉香公園では、歩く時間が長くなります。履き慣れた靴で出かけるのがおすすめです。季節ごとに見られる花もあり、四季それぞれの景色を楽しめます。

1泊するから出会える、錦帯橋のその先の岩国

岩国の魅力は、錦帯橋のほかにもたくさんあります。

朝ドラ『ブラッサム』のモデルとなった宇野千代さんが生まれ育った場所、城下町の歴史、錦川沿いを走るローカル線、そして山あいの錦町。同じ岩国市の中に、それぞれ違う風景と時間が広がっています。

車窓から四季折々の風景を楽しめるのが、錦川沿いを走る錦川清流線の魅力です。

1泊2日で、ぜひゆっくり楽しんでください。

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